歯並び矯正ガイド
目立たないマウスピース矯正
インビザライン矯正は、一般的なブラケットワイヤー装置を使わずに、歯の形に合わせたマウスピースを使って歯並びを改善する矯正治療のことです。マウスピース矯正の代表的システムであるインビザラインは、これまで全世界で1000万人を超える方が治療を受けています。治療計画に基づいて、カスタムメイドされたマウスピースを1週間ごとに交換しながら理想の歯並びに近づけていきます。最初は今の歯並びよりも一歩だけ理想の歯並びに近づくマウスピースを装着し、歯を動かします。ですから、一般的なブラケットワイヤーを使った歯列矯正治療よりも、違和感や痛みは少なくて済みます。目立たない矯正治療をご希望される方へオススメの最新の矯正治療です。
透明なプラスチック素材のため装着しても、あまり目立ちません。また、マウスピース自体がとても薄く、発音の邪魔になりません。接客業や営業職など人前で話す機会が多い仕事をされている方に好評を得ています。
マウスピース型矯正装置であるインビザラインは、ブラケットとワイヤーを使用する矯正装置と比較して痛みが少ないと言われています。その理由は、1個のマウスピースで歯を動かす移動量が0.25mm以内になっており、過度な力がかかりにくいことです。新しいマウスピースに交換した直後は、締め付けられるような感覚がありますが、通常は数時間で消失します。
取り外しができるので、食事はいつも通りしていただくことができます。もちろん、取り外して歯磨きが出来るので、歯の隅々にまで歯ブラシが届き、口の中を清潔に保つことができます。
インビザラインの矯正装置は、毎日少なくとも22時間以上の装着が必要です。決められた装着時間を守ることで、理想的な歯並びに導いていきます。自分で取り外しができる容易さがある一方で、きちんと装着しないと充分な効果が得られません。そのため本人の努力が必要不可欠です。
マウスピース装置だけでは難しいケースがあります。そういった場合は補助的装置と組み合わせることで、理想の歯並びに近づけていくことが出来ます。インビザライン矯正システムは日々改良が加えられており、今まではマウスピース型矯正装置では困難と判断されてきた症例でも適応可能になるケースが増えています。適応症例を間違えなければ、一般的なワイヤーをつかった矯正装置による治療に劣りません。
インビザラインファーストは、小児用のマウスピース矯正システムです。今までの小児矯正治療では、1期治療と呼ばれる「顎の成長を促す矯正」と2期治療である「1本1本の歯を美しく並べる矯正」を別々の時期に実施していましたが、インビザラインファーストでは同時進行で単純化できるために患者様に大きなメリットがあると言えます。マウスピース型矯正装置であるインビザラインは、これまで主に永久歯が生え揃った永久歯列期の矯正装置として使用していましたが、インビザラインの技術革新により、小児向け矯正装置としてインビザラインファーストが開発されました。
マウスピース矯正装置を用いるインビザラインファーストは、プラスチック製の透明マウスピースを一定期間ごとに替えていくことで歯を動かしていきます。したがって、装着していてもほとんど目立ちません。矯正治療中であることが周囲の人に気づかれる心配が少なく、人前に出る機会が多い方や見た目が気になる方にも安心して治療していただけます。
マウスピース型矯正装置を用いるインビザラインファーストは、患者様ご自身で取り外すことが可能です。矯正治療前と同じように歯磨きができるので、虫歯になりにくい清潔な環境をつくれます。もちろん、取り外したマウスピースを定期的に洗浄できるので衛生的です。また、食事の際に取り外すことができるので、治療前と同じように好きな物を思いっきり食べられます。
インビザラインファーストは、1つのマウスピースで0.25mmづつ、歯を移動させていきます。一般的に使用されているブラケットワイヤー装置に比べると、歯を動かす力が弱いので、比較的痛みが少ないといえます。また、従来型のブラケットワイヤー装置は、お口の粘膜に当たり、頬の内側や唇、舌などの粘膜を傷つけたり、口内炎になる恐れがあります。しかし、マウスピース矯正装置は、柔軟性のあるプラスチックを用いるのでお口の中を傷つけずに快適に過ごせます。